2010年06月11日
厳戒態勢

えびの市で口蹄疫の終息宣言が出された矢先、都城市で口蹄疫疑いが発生し、陽性反応。
そして一日経ったら、さらに三つの自治体に感染拡大の疑い。
潜伏期間を考えると、恐ろしい事態が進行している可能性があります。
今日一日で何回消毒ポイントを通っただろう・・・。
県境を目の前に、現場では厳戒態勢が続いています。
不眠不休での防疫作業には本当に頭が下がります。
明日からは道路の封鎖も始まるとか。
既に宮崎の危機ではなく、九州の危機が目の前に来ています。
そして、もうすぐ梅雨。
湿度も上がり、様々な作業は効率が悪くなり、埋設作業するにも困難を極めることが予想されます。
南九州の梅雨明けには暴力的な豪雨があります。
梅雨が空ければ、夏、もし台風が来て強い風が吹いたら、いったいどうなるのか。
僕らに出来ることは現場で頑張っている皆さんを応援すること。
今、封じ込めが出来ないと、最悪の進行を免れない瀬戸際まできているかもしれません。
息子の同級生の親に、酪農家もいるし、獣医師もいます。
ミンメイの祖父は牛を飼っています。
明日からは通常業務をこなしながら、車両や機器の防疫作業も始まります。
見えない敵と戦わなければなりません。
一方で、あまり伝わってきませんが、宮崎産の農産物の風評被害も深刻だそうです。肉だけでなく、野菜までも。
買い物の時、宮崎県産の食材があれば、買います。
僕らに出来ることを精一杯続けたいと思います。
報道されなくなってきていても、口蹄疫は決して終息していません。
そして既に宮崎だけの問題ではありません。
僕らは今、国家的非常事態を迎えています。
僕らにできることは、僕らに出来ることを、一つひとつ。
Posted by まいん at 01:31│Comments(0)
│口蹄疫