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Posted by チェスト at

2011年04月25日

非拡散希望


昨年の口蹄疫発生が4月20日。
あれから一年。
日本では終息したものの、アジアでも大変な状況のままだ。
この国だけが大丈夫なんて保障はどこにもない。
そして今夜都城市で口蹄疫疑いのニュース。
口蹄疫でないことを祈るしかない。
万一そうであったとしても、昨年の悲劇を教訓に、国や関係機関で迅速な対応をとってもらわないと、またたくさんの命が消えることになりかねない。

東日本大震災のショックが大きいこの国で、新燃岳もまだ沈静化していないこのタイミングで、口蹄疫は辛すぎる。
口蹄疫だと、再び人や物の動きを制限するしかない。

口蹄疫でないことを、拡散しないことを祈ります。  


Posted by まいん at 23:45Comments(0)口蹄疫

2010年06月26日

口蹄疫ペットボトル作戦

ワールドカップ、予選リーグ突破おめでとう!
久々の明るいニュース!
頑張れニッポン!


さて、昨日のニュースで宮崎県の口蹄疫(疑いも含む)の患畜約20万頭の殺処分と埋却が終了したとのニュース。
一つの大きな山を越えた一方で、20万頭という途方もない数字になってしまった事実。そしてまだワクチン接種した3万頭が残っている現実。
それでも、ここまで感染拡大防止に尽力されてきた皆さんに、本当にお疲れ様でしたと伝えたい。
僕も過去に一回だけ、食育研究会の研修で鶏を〆た事があります。
生きている鶏の頚動脈を切り、血を抜き、羽をむしり、肉にしていくわけです。
普段あまり意識しませんが「鶏肉」って「鶏の肉」。
誰かが殺生してくれないと、「生きた鶏」を「肉」に変えてもらわないと、僕たちは食べられないわけです。
小さな鶏でさえ、命を奪うのは辛い作業でした。
それが人より大きい豚や牛となれば、家族同様に育ててきた家畜であればなおさら、関係者の心痛は僕らには想像も出来ないほどでしょう。

宮崎県内の患畜がいなくなったとしても、ウイルス自体が死滅したわけではないので、まだまだ防疫消毒は必要です。
今日、「口蹄疫ペットボトル」作戦と称されたチラシを見つけました。
チラシに家庭用の食用酢を使った消毒液が紹介されていました。2リットルのペットボトルに水を入れ、キャップ一杯の食用酢で大丈夫だそうです。玄関入り口などに不用なタオルを敷き、そこにこのペットボトル消毒液を振り掛けて使ってくださいと紹介してあります。
ペットボトルと家庭用の酢くらいなら、特別に何かを買い足すこともなく取り組めそうです。チラシの連絡先には口蹄疫侵入防止対策委員会が明記してあるので、専門機関推奨と思われます。
農場に出入りするなどの濃厚接触でない限り、基本、靴の裏の消毒だけでも効果があるみたいです。
明日にでも取り組んでみます。
まだまだ予断を許さない、終わりを見せない口蹄疫禍、今回の20万頭の命から僕らは何を学ばなければならないのでしょうか?
僕は、僕に出来ることから取り組みます。

そうそう、食用酢は酸性、石灰はアルカリ性なので、両方同時に使うと中和して消毒効果がなくなるのでご注意を。  
タグ :口蹄疫


Posted by まいん at 01:15Comments(0)口蹄疫

2010年06月20日

そうだ、宮崎県産を買おう!


サッカーと参院選の話題に埋もれ、口蹄疫のニュースが随分少なくなりました。
宮崎県との県境で仕事していると、物凄い緊張感なんですが・・・。
梅雨に入り、物凄い土砂降りでも、防疫のための消毒作業は続けられています。
全車消毒ポイントは24時間体制なので、必ず誰かが作業に立ち会っています。
毎日、本当に頭が下がる思いです。
選挙が決まったので、あらゆる業種で選挙に関する事務が始まるので、本当に大変な時期になると思います。
まだかろうじて宮崎県内に押さえ込まれていますが、日本のどこかで、いつ発生してもおかしくないと専門家も言っています。

あまり報道されていませんが、やはり風評被害、出ているそうです。
それも豚や牛の肉といった畜産関係だけでなく、野菜等の農産物でさえも宮崎県産は値が落ち、市場にも出回らなくなっているそうです。
畜産関係だけでも直接的な被害が甚大だというのに、それに関わる物流や小売り、さらに取引のある銀行などでも影響は大きいはずです。様々なイベントは中止され、観光客も減り、地域経済も疲弊しています。

僕たちに出来ることの一つとして、宮崎県産の畜産物、農産物があったら、積極的に買うことで、宮崎県を応援できるかもしれません。
一人ひとりの力は微々たるものですが、みんなが行動すれば、少しでも買い支えることができるかもしれません。
もし小売りのお店が扱ってなかったら、買うから仕入れてとお願いしましょう。
たった一人のお願いでは何も変わらないかもしれませんが、10人のお願いが10店舗にあったら、何かがかわるかもしれません。

僕らにできること、そうだ、宮崎県産を買おう!  

Posted by まいん at 01:14Comments(2)口蹄疫

2010年06月11日

厳戒態勢


えびの市で口蹄疫の終息宣言が出された矢先、都城市で口蹄疫疑いが発生し、陽性反応。
そして一日経ったら、さらに三つの自治体に感染拡大の疑い。
潜伏期間を考えると、恐ろしい事態が進行している可能性があります。

今日一日で何回消毒ポイントを通っただろう・・・。
県境を目の前に、現場では厳戒態勢が続いています。
不眠不休での防疫作業には本当に頭が下がります。
明日からは道路の封鎖も始まるとか。
既に宮崎の危機ではなく、九州の危機が目の前に来ています。
そして、もうすぐ梅雨。
湿度も上がり、様々な作業は効率が悪くなり、埋設作業するにも困難を極めることが予想されます。
南九州の梅雨明けには暴力的な豪雨があります。
梅雨が空ければ、夏、もし台風が来て強い風が吹いたら、いったいどうなるのか。

僕らに出来ることは現場で頑張っている皆さんを応援すること。
今、封じ込めが出来ないと、最悪の進行を免れない瀬戸際まできているかもしれません。

息子の同級生の親に、酪農家もいるし、獣医師もいます。
ミンメイの祖父は牛を飼っています。
明日からは通常業務をこなしながら、車両や機器の防疫作業も始まります。
見えない敵と戦わなければなりません。

一方で、あまり伝わってきませんが、宮崎産の農産物の風評被害も深刻だそうです。肉だけでなく、野菜までも。
買い物の時、宮崎県産の食材があれば、買います。
僕らに出来ることを精一杯続けたいと思います。

報道されなくなってきていても、口蹄疫は決して終息していません。
そして既に宮崎だけの問題ではありません。
僕らは今、国家的非常事態を迎えています。

僕らにできることは、僕らに出来ることを、一つひとつ。  
タグ :口蹄疫


Posted by まいん at 01:31Comments(0)口蹄疫

2010年06月10日

日本最大級の畜産王国に


いつものように残業が終わって帰宅。
家に入ろうとすると携帯電話、職場の仲間から。
都城で口蹄疫が出たとの知らせ。
首相交代関係のニュースばかりで口蹄疫関係のニュースが減っていたけど、収まってなんかいない。
職場は宮崎県都城の県境から2キロ。
他人事ではなく、仲間の自宅も都城。
すでに職場にも石灰がまかれ、地域の施設のあちこちでも石灰がまかれている。
曽於市と霧島市の境の消毒ポイント、少し前から、道路に消毒マットを敷き、通行する全ての車両を消毒する体制に切り替えられた。
しかも24時間体制。
みんな凄い努力をして拡大防止、封じ込めに努力している。
自治体職員の仲間も多い、PTA役員仲間にも獣医師がいる。
都城市は日本最大級の畜産地域、隣接する曽於市もそうだ。
ここで感染が止まらなければ、大変な事になる。
明日から、今まで以上に注意を払って物流の仕事に取り組むことになる。

ただ一点、気になることが。
仕事先の農家で、一生懸命消毒しようと、石灰を巻いた上に消毒マットを置いているのを見かける。
酸とアルカリが中和してしまって、消毒効果がなくなると説明しても聞き入れてもらえない。
せっかく、行政が無料で消毒用の石灰を配っているのに、わざわざ中和させていることを知らないまま、一生懸命取り組んでいる。
僕ら若造が言っても聞き入れてもらえない、誰か、偉い人、教えてあげてー!  
タグ :口蹄疫


Posted by まいん at 01:13Comments(0)口蹄疫

2010年06月01日

口蹄疫と僕らにできること


暮らしている霧島市も、働いている曽於市も宮崎県に隣接している。
県境や市境には消毒ポイントが設けられている。
自治体やJAの職員が交代で頑張っている。
自治体職員の友人知人も多く、通常業務をこなしながら消毒に動員されている。体力的にかなりきつい日々が続いていると聞く。
感染していない鹿児島でこれなのだから、現場の宮崎は本当に大変なのだろう。
一日も早い口蹄疫の終息を願わずにはいられない。

口蹄疫のニュースはテレビや新聞ではいまいち解りにくい。
牛や豚が何万頭殺処分されたというニュースを聞いても、一頭の牛や豚のサイズがイメージできなければ事態の深刻さはピンと来ないだろう。
先日、ミンメイの実家で子牛の出産に立ち会う機会があったが、普通、牛や豚を飼っている農家は、生きている状態で出荷するので、死の場面に立ち会うことはない。
家族同様に育てた家畜を、出荷も出来ず、目の前で殺処分し、移動も出来ないので敷地内や周辺に埋める。
そしてその地で暮らしていかなければならない。
患蓄が出た農家は責任を感じ、患畜が出ていなくても、対象となった農家はやりきれない。
現場の農家の心情は察するに余りある・・・。

http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/05/post_1518.html

僕が最も信頼しているブログのエントリーを紹介します。
僕らが出来ることは、まず正確な情報を知ること。
ブログで紹介されている、「いま必要なものは冷凍コンテナ そしてボランティアの方への募金。 」とある。
僕らに冷凍コンテナは用意できないが、募金は出来る。
僕らにできることをやるしかない。

紹介されている嘆願書の最後に気になる一文がある。
報道機関への要望のなかに、風評被害を招かない、適切な報道を働きかけるとある。
少し前に宮崎県知事へのインタビューで話題になった新聞記者、地元鹿児島の新聞社の記者でしたね。
全国ニュースでは県知事が逆切れしたかのような報道でしたが、実際のインタビューの動画を見てみると、なんて愚かな質問しているんだろうと、鹿児島県民として、あんなに残念なことはなかったですね。
溢れる情報の中で、欲しい情報を正確に得るというのは難しい時代ですが、僕らにできることをやるしかないですね。  
タグ :口蹄疫


Posted by まいん at 00:38Comments(0)口蹄疫