霧島路道草日記

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某月某日、知人よりデンドロビウム要りませんかのメッセージ。
デンドロビウム、花の名前ですが、僕らガンプラ好きにとって、デンドロビウムとは、特別な存在です。
ガンプラ史上最も高額で、定価だと約3万円。
1／144サイズでありながら、砲身も入れた全長は約1メートル。
自重を支えるためにプラモデルなのに基部に鉄板３枚。
ガンプラ好きの憧れでありながら、あまりの巨大さに購入後、製作時も、完成後も置き場に困るというキット。
要らないかと聞かれたら答えは一択。
棚から牡丹餅ならぬ友からデンドロビウム。
普通の1／144サイズのガンプラと比べてみました。
これがもう少し前に手に入っていたら、危うくモデコン用に全力で製作するところだった。
危ない危ない。
サイズがサイズなので、パーツが大きく、よく見るとさすがにヒケが多い。
本気で組めばどれくらいかかるのか、怖いなあ。

既に保管場所に困って車に積みっぱなし。
完成させても飾る場所ないし。
もちろん、嫁さんはとっても白い目で僕を見ていますが、何か？  

将君の高校生活が始まり、毎朝早起きしてバタバタ大騒ぎ。
夜勤続きの僕はほとんど熟睡してますが。
今後の連絡用にと、探したら出てきました、テレホンカード。
しかも、現在の鹿児島県青年会館艸舎の建設資金用に50度数、つまり500円のテレカを千円で売りさばいて建設資金にと奔走していたころのやつ。
テレカも懐かしいし、新館建設に走り回っていたあの頃も懐かしい。
新館、つまり現在の県青年会館は将君が一歳の時に建てられた。
その子も今年度で高校生。
とりあえず、公衆電話の使い方、テレホンカードの使い方を教えなくては。  

某月某日、お休みの日に某コンビニで買い物していたら、同僚が赤い車で集荷にやってきた。
店員さんとあれこれ取り扱いに関する質問を受けていたので、そばに寄って「嘘を教えたらダメよ」と小声で囁いたら、私服の僕を上司だと店員さんに説明しようとシャツの袖を引っ張り「この人はですね」と言ったところで「ビリッ」と音が。
ええ、見事にシャツの右袖が裂けていました。
店員さんもあまりの出来事に唖然。
同僚もびっくり。
僕だってびっくり。
なんかもうね、昔ドリフのコントでこんなのあったよなーって。
もちろん、衣装に破れやすい仕掛けが仕込んであって、段取りに合わせて強く引っ張ると避けるというあれ。
もちろん、仕掛けも仕込みも段取りもなし。
こんなコントみたいなこと、実際にあるんだねえ。

写真は家の前の田んぼに咲いてる蓮華。  

将君の高校入学式でした。
あいにくの雨でしたが、満開の桜が迎えてくれました。
新一年生は300人。
今までずっと小規模校だったので、保護者的にもかなり新鮮。
会場や名簿で懐かしいメンバー続々と発見。
かつて20代の頃、地域青年団で一緒に活動した姶良伊佐の仲間たち。
大口、栗野、福山、地域はバラバラだけど、それぞれ同じ子育て世代で、同じ高校の新一年生の保護者としての再会。嬉しいなあ。
真新しい制服に身を包み、部活動もこれから決めて、思春期、いわゆる青春を謳歌する息子が羨ましいと思う今年48になる歳男(丸刈太)です。  

夜勤が多くて仕事終わる頃は、ほとんどのお店は閉店。
だから散髪もお休みの日のはずが、日曜勤務が多いので代休の月曜は理髪店がお休み。
無駄に髪が伸び放題だったので、自分で散髪してみた。
将君の髪を三年間ボウズにしてきたので、だいたいの手順は習得済み。
電動のバリカンで刈るだけなのでそんなに難しくない。
髪を切るのって、意外と楽しい。
ボウズにしたからって、謝罪会見の予定もありません。
丸刈太になった僕を見て、ミンメイいわく親父に似てきたそうだ。
  

将君の卒業式後も落ち着く日もなく、年度末で夜勤三昧の日々。
久々に予定のないお休み、なので家族三人で、霧島道の駅、霧島神宮、高千穂牧場と近場の桜ツアー。
相変わらず桜は難しい。
来週くらいまでが見頃かなあ。