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Posted by チェスト at

2017年03月08日

感無量です




霧島食育研究会の代表、千葉さんから郵便。
来年度の高校家庭科の副読本に、僕が撮ったけせん団子の写真を提供しており、その副読本が出来上がったということで、僕にも一冊届けてもらいました。
副読本の89ページ、日本の食文化というページで、鹿児島の郷土菓子の紹介で「けせん団子」の紹介コーナーで使われています。
霧島食育研究会の活動の中で、数え切れないほどの家庭料理、郷土料理を撮ってきましたが、まさか、高校生が授業で使う副読本に使ってもらえるとは。
丁度、息子は高校生だし、家庭クラブ代表だし、不思議な感じです。
撮影したのは平成23年の5月。南本新聞のかごしま食育レシピの掲載用に撮った一枚です。
地道にコツコツやってきて、アマチュアカメラマンではありながら、10年以上新聞連載に写真を提供したり、全国放送の徹子の部屋に提供したり、有難い環境です。
家庭料理、郷土料理を撮り続けたことが、子供達の教育の一助になったのなら、感無量です。
本当にありがとうございます。  

Posted by まいん at 18:58Comments(0)霧島食育研究会

2017年03月07日

この世界の片隅に が優秀アニメーション作品賞



そういえば、日本アカデミー賞、「シン・ゴジラ」でしたね。
怪獣特撮映画とはいえ、あの完成度、話題性、興行成績、文句なし、面白い映画でした。
でももっと嬉しかったのは優秀アニメーション作品賞を「この世界の片隅に」が受賞したこと。
最近はそのうちレンタルDVDが出るからと、ほとんど映画館に行かなかった僕ですが、ここ1年で3本も映画館に足を運び、それぞれ高い評価で嬉しい限り。
「この世界の片隅に」は鹿児島でもまだ上映しています。
お時間ありましたら、ぜひ、映画館の大スクリーン、音響で感じて下さい。

以下は公開後に勢いで書き残したもの。
多少ネタばれを含んでいます。


庵野氏が監督するなら観に行かなきゃと「シン・ゴジラ」。
新海監督の新作公開だよと息子と一緒に「君の名は。」。
公開時期と本業の繁忙期がモロ被りでそれどころではなかった「この世界の片隅に」。
年が明けて落ち着いて、鹿児島じゃやってないだろうなと諦めていたら、やってるじゃん!
原作も全巻購入して、ストーリーも知っていて、絶対に泣かないぞと覚悟して臨んだのに、完敗でした。
戦中戦後の広島、呉を舞台にした物語。
圧倒的に足りない食料事情、戦況が悪化し、死と隣り合わせの暮らしの中で、それでも続く毎日の生活が描かれますが、家族で食卓を囲むシーンが何度も登場します。
足りない食材を工夫し、調達し、調理して、そんなシーンが胸に刺さります。

霧島食育研究会で取り組んできた、家庭料理大集合。
地域のおばあちゃん達の思い出の食をヒアリングすると、決して贅沢な食ではなく、戦中戦後の苦しい時に食べた創意工夫の料理だったり、今生の別れを覚悟した別離の食卓。
イベントの記録係として参加した僕が撮影したのは、砂糖がなくて塩で味付けしたドーナツ、干し柿のおはぎ、うどんで増量したご飯等など。
家族のため、兄弟のため、戦地へ赴く人のため、思いを込めた数々の料理。
料理写真を撮りながら、そこに込められた家族への思いを痛いほど感じた撮影でした。

初期の霧島・食の文化祭会場には当時の食卓を再現したコーナーもあって、劇中の食卓を囲むシーンのたびに色々な思いがこみ上げて、心が泣き叫んで大変でした。
  

Posted by まいん at 18:47Comments(0)日々