最近の新燃岳

まいん

2012年01月19日 00:50


最近の新燃岳はこんな感じです。
17日の午後3時40分ごろです。
前回の噴火で火口に溶岩が溜まり、それが蓋のようになっています。
水蒸気の噴出が多い日はこのようにはっきりと肉眼でも確認できます。
先日、将君の学校でPTA向けに災害対策の講演があり、前回の噴火の様子や現在の新燃岳の説明がありました。
噴火で飛散した噴石によってできたクレーターの写真が紹介され、直径8メートル深さ2メートルの土砂を吹き飛ばしたその破壊力には言葉を失いました。自宅からわずか数キロ先での出来事です。
データや写真で解説があり、地下に溜まっているマグマの量が、一年前の噴火時に近づいていることは間違いないそうです。
万が一再び大規模な噴火が起こった場合には、自治体の指示に従うこと、危険だと感じたらとにかく逃げること、当たり前のことですが、立ち入り禁止区域には絶対に立ち入らない事など、改めて勉強になりました。
残念ながら、霧島連山は今でも登山や立ち入りの規制が続いています。
制限をするには理由があり、私たちの生命を護るためです。
安易に、個人の勝手な判断で規制を破ることが無いように、皆様のご理解と協力をよろしくお願いします。

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